近況です。
1)週刊誌二本、新聞一本の連載はもはや青色吐息。でも、好評だという評判がこころの支え。
2)文庫版『外科医・須磨久善』は好調で、重版を重ねています。
3)8月下旬、新潮社から刊行される『救命――東日本大震災、医師たちの奮闘』を一文を寄せ、監修させていただきました。
被災された先生方の切々とした心情が胸を打ちます。震災については、これから日本社会に長く影を落とすことになると思いますが、医療という側面から震災を振り返るということは重要です。是非、ご一読ください。
4)8月中旬、講談社ブルーバックス『死因不明社会2 なぜAiが必要なのか』を出版します。詳しくは本文参照。
5)静岡県立図書館での講演は、医療健康情報コーナーの創設記念講演でした。『トリセツ・カラダ』を持参した講演会は好評だったようで、満足度97パーセントだったとのこと(静岡県立図書館調べ)。ちなみに持参した『トリセツ・カラダ』100冊は即時完売、臨時開催したサイン会も盛況でした。
6)突然ですが、市民公開セミナー「医療と消費税」で基調講演をします。8月21日、14時から場所は日比谷公会堂。税金の使われ方には思うところがある人もさぞ多いと思います。消費税というシステムが、とても杜撰な制度設計されていて、基本ルールが確立しておらず、それをいいことに国税庁が今、医療現場に無理な消費税徴収をかけようとしている、というお話しらしい。お時間がある方はぜひ。
2011/08/02 海堂尊