1)『ケルベロスの肖像』(宝島社)いよいよ私の手を離れました。刊行は7月6日。今回の表紙はむらさき色、と指定しましたが、とても素晴らしい仕上げになったようです。
2)『輝天炎上』はプチ延期。でもゴールは闇の中。ううむ。
3)新聞三社連合『アクアマリンの神殿』は6月いっぱいで、週刊現代『スリジエセンター1991』は7月いっぱいでどちらも終了。
4)文庫情報。『アリアドネの弾丸』上下巻がついに6月7日に刊行。
5)朝日新聞の広告頁での、「仕事力」全四回の掲載終了。
6)小説新潮の医療小説特集号は、「医療小説新世紀」。医師会主催の日本医療小説大賞に、帚木蓬生先生の二作が選ばれました。まさに、医療小説新世紀の幕開けです。ぱちぱち。
なお、この号には、昨年の医療小説のリストもついていますので、今後のご参考までに。こんな小説も医療小説だったのか、と驚くこと請け合いです。
7)『短編ベストコレクション 現代の小説2012』(徳間文庫)に、小説新潮の『被災地の空へ――DMATのジェネラル』が掲載されました。ご一読を。
2012年6月6日 海堂尊