海堂尊 - 第四回『このミステリーがすごい!』大賞(『このミス』大賞)大賞受賞作『チーム・バチスタの栄光』の著者

『海堂ニュース』最新ネタ満載!

2010.02.16 2010:02:16:17:44:20

第4回 医療・医学における死亡時画像診断(Ai)活用に関する検討委員会

 最後にAiの定義は、【死後画像診断】とします。そして社会の最適解になるためのAiプリンシプルを再掲します。

1)Aiは医療現場の終点に置き、医療従事者が診断し、費用は医療費外から医療現場に支払われる。

2)Aiによる死因診断には限界があるということを社会認知させ、Aiで死因確定できなかった場合、解剖適用を推奨する。

3)Aiは検案と比較検討すべきである。(解剖と比較すべきではない)

近況です。 

1)おかげさまで『イノセント・ゲリラの祝祭』(上)(下)文庫版がオリコン文庫部門第一位に輝きました。ご購読ありがとうございます。てっぺんは気分がいいです(笑)。

2)小説新潮連載「マドンナヴェルデ」は連載終了しました。3月中旬単行本として新潮社より刊行予定です。現在、鋭意削り中(笑)。

3)小説現代連載「ブレイズメス1991」も好評連載中。

4)週刊新潮新年特大号より、「ナニワ・モンスター」も連載好調。

5)『このミステリーがすごい! 2010年版』に短編「四兆七千億分の一の憂鬱」を掲載しました。ちょうど菅家さんの冤罪裁判が始まり、当時の検事が謝罪しないというところに驚いています。司法って間違っても謝罪しないんですね。医療現場がこんな態度に出たらメディアは袋叩きにするでしょうに。変なの。

6)相変わらず講演会ラッシュ続き。ぜいぜい。すべて、Aiに関する講演依頼です。

7)文芸春秋さんの方から壮大な企画依頼がありました。近日中に詳細な内容を発表できると思いますので、お楽しみに。

8)もうひとつ、ビッグな企画がいくつか同時に進行中です。こちらも近日中にお知らせします。


2010,2,7    海堂尊
 
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